ヒロ、勇者2回目まだまだレベル5

辛いことやしんどいことはもうこりごり、バツ1シングル第2の人生雑記

母親とのしんどい関係とその先に見えたものとは


母親とのしんどい関係と そこから得たもの

 

 

母親に対してイライラが止まらない

 

父も母もすでに他界しているが 母とは生前よくバトルを繰り広げた

 

母の話の相手は苦手だったが 母から連絡があり自分の都合がつくときには なるべく付き合うようにしていた

 

その時はまだ 自分自身が母に対してなぜイライラするのかハッキリと認識していなかったこともあるが 親から呼び出しがあれば子供なんだし行かなくちゃと思っていたと思う

 

母の話は 大体が誰々がどうしたのこうしたのというたぐいの話で 自分にとってはどうでもいい話が多かった

 

そして くだらないねとか だからダメなんだとかというオチになる

 

父にもそうゆう話はしていたようだけど 多分父は上手く受け流していたんだと思う

 

自分も父のように上手く受け流せればよかったんだろうけど 受け流すどころか話を聞いている段階でイライラしてくる

 

その人は好きでやってるんだからいーじゃん!
それぞれ事情があるだろ!
と言いたくなる

 

言ったら言ったで さらに輪をかけてバージョンアップしてくるので こちらとしてははけ口がなくなる

 

母は とてもいい人を演じていたんだと思う

 

言っている言葉の裏側に 違う思いが透けて見える
言っていることと思っていることがちぐはぐで合っていないから 思っていることの行き場がなくなる

 

これを 母自身が自分で認識していれば多少は違うと思うが 認識していないから 思っていることのはけ口が 娘の自分のところにやってくるという構図

 

あたしゃ あんたのごみ箱じゃない!

 

ある意味 娘に対する甘えかもしれないが こちらの気持ちなんざお構いなし 

 

引きで見たら 彼女自身結構しんどいだろうとは思うが 家族の中でさえいい人やってたら そりゃ何処かでひずみが出てもおかしくない

 

いくらいい人やっていても 言ってることと思ってることがここまで違うと わかる人にはわかると思うけど・・・

 

もしや わからないのかなぁ

「親がしんどい」を解きほぐす

 

母親からの衝撃的なひと言

 

そんな母の話に イライラしながら付き合っていたある日 ついに衝撃的なひと言を言われてしまう

 

「お前を 一から育て直したい」

 

えええっーーーーー

 

全否定・・・・・ですね

 

この時 自分自身の中で何かが弾けた

 

鳥肌が立つとか 髪の毛が逆立つとか そんなもんじゃない

 

身体の中心 心臓が弾けるように鳥肌が立った
それは あっという間に全身に広がった

 

身体の中から鳥肌が立つのは 初めてだった
何とも言えない不快感
身の置き所がなく 自分自身がバラバラになるような感覚

 

この時 母を許せないと思った

 

許せないんだから 許さなくてもいいと思った

 

母が重い! : しんどい「母と娘の関係」を楽にするヒント

 

どこからともなく入ってきた思念

 

そう思っていた次の瞬間
思いもよらない思念が入ってきた

 

許せないのは自分自身だと

 

なぜ こう思ったのかはわからない
よく耳にする 上から何かが下りてくるとか
誰かの言葉を聞いたとか・・・

 

よくはわからないけど いきなり思念が入ってきたというのが 一番しっくりくる

 

人を許せないのは 自分自身を許していないから

 

というのが 腑に落ちた瞬間だった

 

自分自身を許すというのは イコール受け入れること

 

最近は親ガチャという言葉も耳にするけど ガチャには当たりハズレがある

 

ガチャで例えれば ガチャで当たりが出ようがハズレが出ようが それはその時の運で それを受け入れるしかないのかなと

 

また 魂というものが実際にあるのかないのかはわからないけど 魂があると仮定すれば 魂の意思と受け取ることもできる

 

簡単に言っちゃえば 運命だと思うしかない

 

まあ 毒親と言っちゃえば簡単かもしれないが 母親からしてみれば毒親をやってるなんざ これっぽっちも思っちゃいない

 

なんなら 一生懸命に育てたのに「変な子」になってしまった

 

だから簡単に「育て直したい」と言える

 

面倒くさいことに 母親としては良かれと思ってやっている

 

良かれと思ってやっているから ひょっとして違うかもなんて考えが思い浮かぶこともない

 

だから 育て方が違っていたかもしれないとか この子は自分とは違うのかもしれないとか そんなことさえ思うことはない

 

母親自身がが正しいと思った枠に入らないとダメなんだよね

 

こんな感じだから 関係はどんどん悪化していく
悪循環ですね

 

この当時 自分自身の意識ではどうしようもなく ナゼこうなってしまったかはわかっていなかった

 

自分の意識ではわからなくても 自分が今この環境にいるのは 人智を超えたものだからということになれば 自分自身の意思でどうにかなるものでもない

 

自分自身でどうにもできないものは もう受け入れるしかないというところに行き着く

 

この体験で腑に落ちたのはいいが これでハイちゃんちゃんよかったね、と終わりになることはなかった

 

その後 長い時間をかけて 自分自身の内なる子どもと向き合うことになる
それはまた次の機会に

 

*これらはあくまでも個人的体験と個人的主観によるものです