結婚願望がなかったのになぜ結婚したん - ヒロ、勇者2回目まだまだレベル5

離婚したあとにふと考えた

なんでこんなことになっちゃったんだろう

周りの友達は　学校を卒業したら就職して
いい人ができたら結婚して寿退社するのがお決まりのコース

なぜか自分は　仕事をして自立するんだと思っていた
やりたい仕事があったことも　そう思う一因だったかもしれない

家庭を築くイメージが出来なかったのと
子どもがあまり好きじゃなかった

元ダンナと付き合っていた時も　もちろん当時は好きだったけど
結婚したいとは思っていなかった

一緒にいれば楽しいし　
気を使わない人だったので　とにかく楽だった

付き合っているだけで十分満足していたし
それ以上求める気もなく　ずっとこのままでいいやと思っていた

そうなのよ
じゃあなんで結婚したん？ってことよ

結婚しようって言われ続けたこともあるけど
仕事を続けていいと言われたのは大きかったと思う

このころは　結婚したら女性は家庭に入るもの
そんな風に考える男性が多かったから
仕事をしてもいいと言われたのは　結構新鮮だった

あと　結婚するなら揉める事なく実家から出られる
そう思ってしまったんだよね

どこかで母親から逃げたかったんだと思う

当時は　何で逃げたかったのか深く考えることもなく
とにかく解放されたい思いが強かった

結婚式もあまり乗り気じゃなかったけど
結婚するのに式を挙げないなんて　母親からしたらもってのほか

そんなこんなで流されるように勢いで結婚
まあ　結婚する時ってある程度勢いは必要なのかも

結婚式は挙げたものの
当初から　いつ離婚するかわからないからと思って
籍を入れるのを渋っていたんだけど

元ダンナのお母さんが
なぜ籍を入れないんだと　やいやい言ってくる

流石に無視できなくなり籍を入れる始末
今思えば
もう当初から離婚するだろうって感じだったよね

離婚して生活は大変だったけど
好きな仕事が出来ていたので　
辛いと思うようなことはあまりなかった

そりゃあ　体力的には大変でした
仕事いくつも掛け持ちしてたから

ただ　アパレルの仕事は波がある
忙しい時期と暇な時期が交互に来る

忙しい時期を頑張って乗り越えれば
その後少しは休めるのがよかった

そんなときに　ふと思った
どうしてこんなことになっちゃったんだろう・・・

それ考え出したら　こうなっちゃった原因が知りたくなった

まだガラケーの時代だったし
ネット環境も今ほどではなかったから　いろいろな本を読んだ

もうずいぶん前のことだし
本もみんな処分しちゃったから　本のタイトルも覚えてないけど

相手が悪いとか　運が悪いとか
そんな感じで納得できちゃえば　それはそれでいいんだろうけど
自分はなぜか納得できなかった

自分のことがキライだったこともあるかな

自分のこと好きって言ってる人が信じられなかったし
なんで好きって思えるのか　疑問でしかなかった

これはやっぱり自分のこと知らないとマズイんじゃないかと
自分のことキライと思っていても
何がどうキライなのかもわかっていなかったから

これを機に　自分と向き合おうと思ったんだけど
それからが　まあいろいろあり過ぎて
ひと言じゃとてもじゃないけど表現できない

続きはまたの機会に

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