変化の激しい今のような時代をブーカの時代というらしい
ブーカの時代
ブーカの時代とは、現代社会を4つの英単語の頭文字を取って表現した造語
・Volatility(変動性): 市場環境や経済状況などが急速に変化する
・Uncertainty(不確実性): 将来の予測が困難で、何が起こるか分からない
・Complexity(複雑性): 社会システムや問題が複雑化し、全体像を把握するのが難しい
・Ambiguity(曖昧性): 情報や価値観が多様化し、何が正しいのか判断しにくい
VUCA 変化の時代を生き抜く7つの条件 (日本経済新聞出版)
現代社会は、技術革新やグローバル化などにより、変化のスピードが速くなり、将来の予測が困難なことも多い
また、情報過多や価値観の多様化により、不確実性や複雑性が増している
さらに、AIやIoTなどの技術の発展により、人間と機械の境界線が曖昧になり、従来の価値観やルールが通用しなくなっている
これらの特徴から、ブーカの時代は先行きが見通せず、変化に対応し続けることが求められる時代だということみたいです
モノからコトへ
かつては、物質的な豊かさへのあこがれから、経済成長とともにモノを持つことへの憧れがあり消費することが中心の時代でした
しかし、経済の発展と生活水準の向上により、モノが溢れる時代になると、単なるモノの所有では満足できなくなってくるんですね
モノの所有で満足できなくなると 体験やサービスなど、モノよりコトへの消費が重視されるように
モノ
・物質的な豊かさ
・所有することの喜び
・機能性や価格重視
コト
・体験や思い出
・自分の人生を豊かにする
・感動や満足感
これが モノからコトへってことになる
変化することのこわさ
新しい環境や状況に適応するには、エネルギーと時間が必要になってくる
慣れ親しんだものを手放し、未知の世界に踏み出すことは、不安や怖さがあって当然かもしれない
不安要素
・未知への不安: 変化の先にあるものがどうなるか分からない
・失敗への恐怖: 新しいことに挑戦して失敗するかもしれない
・喪失への恐怖: 慣れ親しんだものや、現在の状況を失うかもしれない
・自己否定への恐怖: 変化に対応できず、自分が否定されるかもしれない
これらの恐怖や不安は、人間が生まれながらにして持つ「恒常性維持本能」によるものみたいですね
これは、変化を嫌い、安定を好む本能であり、変化によって未知の状況に直面することを避けようとするもの
しかし、変化は必ずしも悪いことばかりではなく 変化を受け入れることで、新しい可能性やチャンスも生まれる
変化をうまく乗り越えることで、満足できる自分自身になれるのが一番いいと思うけど 簡単にはいかないのかなぁ
あ~、これも人それぞれですかね
コトからココロへ
かつては、物質的な豊かさが幸せだと考えられていた
しかし、経済成長と生活水準の向上により、モノが溢れる時代になると、人々はモノへの満足感を失い始める
モノを沢山所有して お腹いっぱいになったということでしょうね
お腹いっぱいになったことで モノの所有には満足してしてしまった
満足してしまったら 次は体験や思い出といった「コト」にお金をかけるように移行していく
旅行やイベント参加、趣味など、自分の人生を豊かにする「コト」ですね
さらに最近は、体験そのものよりも、その体験を通じて得られる感情や価値観、心の豊かさといった「ココロ」を重視する人が増えているような気がします
自分にとって何が本当に大切なのか
共感や感動、自己実現といった心の満足感が大事だと
ココロ
・感情や価値観
・心の豊かさ
・共感や自己実現
まわりが変化するとか変化しないとかに関係なく やっぱり明日はやってくる
やはり 大事なのは柔軟性でしょうかねぇ
なにはともあれ 自分自身に満足できることが一番大事かな
じゃあ やっぱり楽しんじゃうことがいいんじゃね、とお気楽に考えてしまう自分がいる